overflow

まづまつれになれる

エチルとブチル

 

10分少しで腰を下ろすと

トップコート

浮いていることに気付く

少し笑う

 

‪生きてる?

って確認した‬
‪無責任なお前の2秒は

過去完了で死んでいる

 

未読という名の既読に

惑わされてるような

人間はやがて沈む

浮いた頃には油の中

 

人間と自然に

生かされてることを知らないから

その中で死んでいく

浮きもしない

 

指についた墨を落とすと

洗面所に墨が染み込んで

それをまた指で 落とすかのような

相互のやりとり

 

酢酸エチルと

酢酸ブチルは

まだ散歩中

 

 

から

 

ここは、卵白の泡の中。

そう、卵白の上。

 

あの光る何かには届かない。

それなりに整っていて

守られているのに。

 

時々、三角が泳いでくるが

私には当たらない。

いっそのこと、

当たってほしかったりする。

 

短い針が

少し左下を向けば

 

遠くで聞こえる鉄と

右手にはメディウム

 

あの幻の

明日という日の昨日を

今日も待っている

 

 

鮪のはなし

 

orbital periodの11と12を

ただただ繰り返していた13から

もう10が経って

未だ同じ弾力性に守られている

 

心地よいと感じている僕と

心地よいと感じてない俺が

戦っていて結局はどちらも負ける

未だ同じ弾力性に守られているから

 

寿司4つ分の重さ

寿司4つ乗るぐらいの

白い謎の板を親指でなぞる

 

ふと力が無くなって

目の前の白い板は消えて

奥にあったであろう黄色い壁が

宇宙になる

 

宇宙から帰還すると

また今日も

未だ同じ弾力性に守られながら

心地よい錯覚の朝が来る

 

はずでしたが

風邪を17ヶ月ぶりにひきました

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