overflow

まづまつれになれる

から

 

ここは、卵白の泡の中。

そう、卵白の上。

 

あの光る何かには届かない。

それなりに整っていて

守られているのに。

 

時々、三角が泳いでくるが

私には当たらない。

いっそのこと、

当たってほしかったりする。

 

短い針が

少し左下を向けば

 

遠くで聞こえる鉄と

右手にはメディウム

 

あの幻の

明日という日の昨日を

今日も待っている